ゆるふわフラペチーノ

いっちゃんのブログです

xR Tech Tokyo #15 いっちゃん的レポート

xR Tech Tokyo #15に参加してきました。適宜加筆訂正を行いながらまとめます。(4/22 10:30更新)

講演内容をサクッと知りたい、サクッと思い出したい人向けのレポートになります。 1つの講演ごとにそれぞれ1分ほどで読めるようにまとめております。内容が詳しく知りたい方はスライドを参照してください。

前説

VTuberVtuberとしても活躍されている東雲めぐさんが前説してくれました。かわいかった。

(メルカリR4D xRチームの人たちの髪の毛の色は派手で素敵)

登壇

東京クロノス~企画から開発、そして売り方まで~ /「東京クロノスサウンドの話 Part2」

VR週間売上世界一達成&Oculus Essentials入りしたVR長編ミステリーサスペンスゲーム「東京クロノス」についての発表です。

キャラデザは海外でも人気のあるゲーム作品の「ペルソナ」「ダンガンロンパ」「シュタインズゲート」などに寄せていること
クラウドファンディングパトロン向けにほぼ月一で7回のイベントを開催すること
など「東京クロノス」を成功させたノウハウや実体験が聞けました。

サウンドのお話では 「東京クロノス」は「自分が発言しているような声」への加工や、キャラクターとの距離によって音の定位や加工の仕方を変化させているとのことで「dearVR」というプラグインを採用していて、距離はNear, Middle, Farの三段階にわけて処理をおこなっていること
OvrLipSyncはdearVRとの兼ね合いで動かない?ためLipSyncデータを事前に書き出して出力していること
などVRならではのサウンドの話が聞けました。

バーチャルマーケット2 VRの新常識

VRでの常識(=新常識)をVR初心者にどう伝えるかという話や、仮想空間上での同人即売会、Vケットことバーチャルマーケットのビジョンなどについての発表です。

新常識とは

・テレポートができる
・自分の姿を変えられる
・高いところから落ちても死なない など

これはVRユーザーには当たり前のことだが、初心者は混乱してしまうこともある。 そこで一目瞭然で「移動(テレポート)ができること」などを伝えられるようにならなくてはならず、現実世界の常識に当てはまるマーク、例えば「エレベータのマーク」などで誘導したり、「テレポートとわかるピクトグラム」は必須であることなどが語られました。
また、VR酔いや、高所恐怖症などの対策もしないとダメだよねということも語られました。

Vケットについては
VR空間を発展させ豊かにする」ということをビジョンにしており、開催のたびにモデルが増えたり、VケットあるからVR空間入ってくれたりしてくれて、機会としてのVケットを担っていること
VR=仮装ではなく「もう一つの現実」になっていき人生を豊かにする手段として「VR」が存在していくのだという話が語られました。

日本のエンタメVRを振り返る

バンダイナムコアミューズメントさんがエンタメVRVR ZONEを踏まえて語ってくれましたがSNS掲載NGです。ブログはSNSではないからセーフとかそういうのはやめようね()
とても楽しい発表でした。

FacebookInstagramのアプリに標準搭載されているARカメラ制作の話

ARカメラが搭載されているFacebookInstagramにおける制作の話。

Spark AR Studioを用いたARカメラの制作の話や、FacebookInstagramでの機能制限の違いの紹介、プロモーションとしての利用について方法についてなどが語られました。

HoloLensでサーモグラフィー

サーマルカメラを用いてHoloLensにサーモグラフィー機能を搭載したというお話。

HoloLensでやるのはロマン。
HoloLensは拡張性に乏しいが頑張った、各社サーマルカメラの差などの内容が聞けました。

グルメサービス「eata(イータ)」にVRを取り入れた理由と課題

グルメサービス「eata」になぜVRを入れたのか、そしてその課題についての話。

三者の評価、レビューを第一印象にせず、自らの直感と食欲に判断を委ねてほしいという願いのもと主観的に楽しんでもらうためにVRという手段を用いたこと
能動的に見てもらうことで認識を強くしたもらったり、美味しい食べ方、例えば土瓶蒸しという料理はまず中のお出汁を楽しんでから中の具を食べてもらうのが美味しい食べ方でそういった食べ方を知ってもらえるのは料理人としても嬉しい結果だったこと
撮影機材による違いや一人でやってるので胃袋が足りないことなどが語られました。

VRアバターをモバイルでより身近に!ARカメラアプリVismuth

VRMアバターでかっこいい写真を撮りたい!を解決させるARカメラアプリ「Vismuth」の話。

現実の人物ポートレートをARのポートレートに置き換えた時の各要素を細分化して没入感を生んでいることや、その中でも光源は推定が便利ではあるけど手動でやってもらうことでクオリティの高いポートレートを撮影できるようにしていることなどが語られました。

みんな歩きVRしたくない?!

「現実とバーチャルが日常的に共存する世界」をみんな待ち望んでいるはずで、6DoFのスタンドアロンVRHMDの登場により日常使いの可能性は広がっている。そんな中で発生する「歩きVR」の危険性に対するアプローチの話。

現実と壁や物体の距離によってVR空間、VRに現実世界の物体がVRに溶け込んだような空間、AR空間、現実空間を表示するというアプローチで安全性を高めた歩きVRの提案をしてくれました。

WebでのARにはハードルがいっぱいあった話

WebARを開発する上での課題、ハードルの話。

iOSでの開発はジャイロセンサー問題や、Safari無理やり開かせるためにFTPでリダイアルかまさないと・・・などとてもお辛い話やWebARはAndroidがおすすめというお話が聞けました・・・。
また、WebARにおけるWordPress的存在AltLayerをベータ公開準備中だそうです。

B2B向け XR開発戦略のススメ!

xRでお仕事するときのお金の話や、ARシステム「ARiS」の紹介の話。

2018年までのXRの話、2019年からは具体的な課題の解決としてのxRが増えていることや、VRの案件の相場の話、自社サービスのARiSによってIP二次元キャクターが次元の壁越えて会いに来てくれるデモ映像で湧き上がりました。

ブロックチェーンで広がるXRの可能性とは?

xR社会においてブロックチェーン技術を当てはめると色々と便利という話。

ブロックチェーンは仮想通貨ではない、改ざんなどが容易でなくxR内でのアイテムにそれらを当てはめてあげると、誰の手元にそのアイテムがあるのかがわかることで、デジタルデータの権利関係がわかりやすくなったり、異なるxR空間にアイテムを持ち出せる可能性などxR上でのブロックチェーンの重要性とそれらを解決する手段プラットフォームとして開発中の「Conata」を紹介してくれました。

登壇発表は以上となります。

展示

展示ですが全てを体験できていないので一部紹介。

100匹ペンギン

100匹以上のペンギンを誘導するVRゲーム。かわいい。

パーティクルライブ for STYLY

パーティクルましましなVRのライブ演出。めっちゃかっこいい。

AR2Dゲームプラットフォーム

「2D AR GAKU」 額をカメラで写すと額内でゲームが始まる。プロモーションなどに利用できそう。

DMM VR Labチーム制作物ごった煮

Looking Glassを用いたペニーワイズ体験が楽しかった。ハァイジョージィ。

他の方のレポート

ブログにレポートをまとめている方々が他にもいましたので下記に貼っておきます。

bibinbaleo.hatenablog.com

www.crossroad-tech.com

まとめ

xRTechがこの日集結したのエモすぎる(語彙力)
明日(日付変わって今日)就活あるのにこのブログを執筆しているのはやばい()←就活間に合いました

xR系での就職先募集してます