Rhizomatiksのワークショップに参加した話 Day 2(/3Days)「演出を学ぼう」
先日8月17日から19日にかけて行われたRhizomatiks Research Summer Workshop 2015に参加してきました。その内容のレポートを書いていきます。こちらはそのPart2です。まだの人はそちらを先に御覧ください。
Rhizomatiksのワークショップに参加した話 1/3 - ichgw’s blog
Day 2の要約
RhizomatiksResearchの演出を学ぼう
朝はやくスタジオについた私達は真鍋さんの姿に驚く。
全身タイツ…。
体を張ったモーションキャプチャのデモンストレーションです。
Day1の記事で説明した再帰性反射材を体全身にとりつけて位置関係から真鍋さん(人)だね!ってわかる仕組み。後ろの映像は手についた反射材からパーティキュラー(粒子)を出してます。映像はopenFrameworksで作られています。登本さんのライブコーディングにより実装。恐ろしい。モーションキャプチャはUnityとかでも活かせられるそうなのでUnityもいつか挑戦したい。もちろんこのモーションキャプチャで取得した位置情報等もネットワークにのせていろいろできます。
ところでDay 1ではペンの後端に取り付けた反射材からハイライトのポイントはここだ!ってわかるようにしてましたが、Day 2ではスマートフォンの背面に
再帰性反射材をつけてこれが持ち上げられた(撮影した)時がハイライトだ!と読み取る仕組み。しかし、結論から言うと撮影する時に反射材を隠さないようにしないといけないことと機械がちゃんとした丸を読み取れないといけないためスマホが斜めとかになってしまうと残念なことになってしまった。なるべく隠さないように持ちました!
音楽とかいろいろするやつです。ネットワーク上に音に合わせて打ち込んだ信号を流すことでMax経由で様々なことが出来ます。タイミングに合わせてLED光らせたり、映像流したり。ここではとりあえずそういうものがあるよっていう紹介。のちのちこれでLEDのタイミングを打ち込んだり、映像のでるタイミングを打ち込んだりします。
Maxの操作の復習
音が出るよってことと数値についてやりました。そこまで説明したいことではないのでどうしてもな人は画像見てください。Maxはオブジェクトを綺麗に揃えづらいというのが僕的に…なところ。めちゃくちゃ揃えてもこんな感じです。オブジェクトを等間隔に置きたい…。
MIKIKO先生はいきなり課題曲(Rhizomatiksの黒滝さんオリジナル曲)の演出を考えて!と言い出す。
マジか…と思いました。
まずは曲を聞いてどんなイメージをするかを書き出す作業。「演出に行き詰まった時は一回目に聞いた時のイメージにもどれ!」らしいです。そんな言い方はしてないけど。
もう一度聞いてどんな演出機材を使いたいか考える!(といってもその日は時間の都合でLEDとレーザーとロボットアームしか使えません)
そして更に曲をエイト(2小節)で区切って構成を考える!エイトでまとめると綺麗にまとまります。収まりがいいというやつです。
構成を考えたらここで機材はレーザーとLEDとロボットアームのなかから演出したい物を1つ以上選びます。
演出機材はLEDとレーザーならばMaxを使ってプリセットで数値を覚えてもらって演出する際タイミングに合わせてプリセットをクリックすることで変化させます。
ロボットアームも動きを学習させてってのは同じなのですがlaunch padっぽいので操作してました。ロボットアームがまさかの不人気でMIKIKO先生が担当。LEDとレーザーは5:5だったためロボットアーム(MIKIKO先生)とLED(受講者)とレーザー(受講者)で一人一回ずつやっていきましょうってことになりました。
まずは一人で担当機材の演出を考えて実装。自分はLED担当だったのでLEDは別に盛り上がるところじゃないよなーって勝手に考えて前半はLED明るめ後半は暗めっていうのを意識してました。レーザーの人がどうなるかわからないけどまあなんとかなるよね。って言う感じで。
一度、3人で合わせて、どうだったかなーっていうのを見て(といっても自分の演出をポチポチするのであんま見れない)もう数時間こんどは2人で話し合って演出を考える時間に。後半レーザーを目立たせたくない?とか余韻が残るといいよね。みたいに話しながら実装し直して、発表。
ポチポチ手動なのでちょっとミスったけどめちゃくちゃ上手くいったんじゃないかって我ながら思ってるけど動画ないです。演出とても悩むのだけど楽しかった*2
最後にMIKIKO先生から「演出は減らすことが大事だ」といいなにを目立たせるのかを考えて演出していくことが大切なんだよと教えてくれました。なるほど・・・。
そして、「チームワークを楽しんで!」と激励していただいた。この日めちゃくちゃチームワーク大切だって改めて思った。
真鍋さんからはサーベイの重要性について。サーベイって言ってわかるもんなのかな?つまり下調べとか先行研究調べろよ!ってことです。演出にかぎらず研究とか企画とかでも被ってたらどこで差を出すかを考えないといけませんしね。
ついにDay 3では5人グループで演出を行います。真鍋さんとMIKIKO先生のありがたい言葉を胸に最高の演出を考えちゃいます。1日で終われるのかな!?って心配しましたが結果は次の記事で!!